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能勢さんのMLから From:会長
Date:2007/05/06(Sun) 22:16  No.58
能勢です。

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このほど非常に興味深い記
事を発見しました。

スイスの医療機器ベンチャー企業Debiotech社と、半導体企業のSTマイクロエ
レクトロニクス社が、独自の超小型インスリン注入ポンプの製品化と市場投入
について提携したと発表しました。

 DebiotechとSTマイクロエレクトロニクスは
 糖尿病治療に大きな進展をもたらす
 使い捨て型インシュリン・ナノポンプの製品化と市場投入で提携
 http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2157p.html

今回開発された超小型インスリンポンプは、2つの画期的な技術から構成され
ています。

まず、ポンプの方ですが、ごく微量の流体の流れを電気的にコントロールする
技術(マイクロ流体MEMS:Micro-Electro-Mechanical System)技術を開発し
たことにより、注入量をナノリットル(10億分の1リットル)レベルで管理する
ことに成功したそうです。

この小型化により、ポンプの大きさ(体積)は既存製品の約4分の1程度に収ま
るため、ポンプを固定したり服の下に隠したりする際の煩わしさはかなり解消
されそうです。

次にもう一方は、注入用の針…といいますか「注入用のパッチ」です。これが
凄い。

このパッチはマッチ棒の先ほどの大きさしかなく、その面積の中に太さ39ゲー
ジ(!)相当の針が5個×5列にズラっと並んでおり、これを皮膚に貼り付ける
ことによってインスリンを注入するものです。

しかも、このパッチは大量生産が可能なため、使い捨てができるほどの低コス
トで製造できるとのこと。

…何だか「いいことずくめ」でコワイぐらいですが、これはCSIIの市場を引っ
繰り返す可能性を持っているのではないでしょうか。

この製品、早く日本でも保険診療が認可されることを願うばかりです。

Debiotech社 Webサイト
http://www.debiotech.com/

STマイクロエレクトロニクス社 日本法人Webサイト
http://www.st-japan.co.jp/


注射針のつけっぱなし From:会長
Date:2007/03/30(Fri) 02:16  No.57
以下の情報がありました。

ノボケアニュースで針の付けっ放しを避けるよう病院を通じて1月から案内を
されているそうです。

 針の付けっ放しは、以下の点で問題がありますので、是非避けてくださいとの
ことです。

1.液漏れや、液の蒸発でインスリンの濃度が変わることがある。
2.本来無菌製剤、無菌の針であるのが、外気と常に触れることになり、無菌が
保証されなく感染症のリスクがある。
3.針穴にインスリンが固まり注射が出来なくなることがある。
4.液漏れ等で、空気が入ったり、ゴム栓とピストンにギャップが発生することがあ
る。

 基本に立ち返っていただくことがリスクを避けることになると思います。


岩永さんからのMLです From:会長
Date:2007/02/26(Mon) 23:58  No.56
事務局の岩永です。
私の地元の佐賀新聞の記事からです。
共同通信の配信記事なので、皆さんご承知かも知れませんがお知らせします。


福岡の薬局、糖尿病薬を不適正保存
掲載日2007年02月20日 <共>

 糖尿病薬のインスリン製剤を適切に保存しなかったため、患者が自己注射できなく
なったり薬の作用が変化したりした恐れがあるとして、福岡市の特定非営利活動法人
(NPO法人)が十九日、福岡県粕屋郡の調剤薬局と福岡市内の総合病院に対し、管
理の徹底や十分な情報提供を求める勧告を行ったと発表した。
 勧告を出したのは、医師や学者らでつくる「患者の権利オンブズマン」(理事長・
池永満弁護士)。粕屋郡の1型糖尿病の女性(33)から相談を受け調査していた。
 インスリンは二度から八度で保存することになっており、凍結保存や解凍は気泡が
生じ品質が変わる恐れがあるため禁止されている。
 報告書によると、女性が処方されたインスリンは昨年一月以降、凍結が原因の気泡
が二度にわたり確認され、うち一度は女性が調剤薬局で受け取る以前に生じていた。
女性は血糖値に異常が生じたが、薬局を変えたところ改善したという。
 調剤薬局では、別の三人の患者に処方したインスリンでも同様の凍結が起きていた
が、薬局側は事実をすみやかに女性に伝えなかったほか、総合病院の医師も調査など
の対応が不十分だったという。



膵島移植について From:会長
Date:2007/02/08(Thu) 07:46  No.55
MLに流れた情報です。

「膵臓(すいぞう)移植」の拒絶反応・軟骨細胞で抑制」

東京大学と国立病院機構・千葉東病因は、糖尿病患者に膵臓の細胞を移植する
「膵島移植」の際に、拒絶反応を起こらなくする手法を考案した。患者の軟骨
細胞をシート状にして重ね、間に膵臓細胞を挟んで移植する。軟骨細胞から分
泌されるコラーゲンが、移植した膵臓細胞を守る仕組み。動物実験の段階で、
効果が確認できれば臨床応用を目指す。

東大の佐々木伸雄教授、同大大学院の李禎翼氏、国立病院機構の剣持敬・臨床
研究センター長らの成果。まず耳に含まれる軟骨細胞を採取し、再生医療ベン
チャーのセルシード(東京・新宿)が開発した、特殊な樹脂を敷いた皿の上で
培養した。この樹脂を使えば軟骨細胞が成長した後で、温度を変えるだけで
シート状のまま簡単にはがせるようになる。作製した軟骨細胞シートを十枚以
上重ね、移植する膵臓細胞(膵島細胞)を挟み込む。すると軟骨細胞からコ
ラーゲンが分泌され、膵島細胞の周囲を取り巻き、直径が二百ナノ(ナノは十
億分の一)以上の物質は膵島細胞の内部に出入りできない。このシートを糖尿
病患者などに移植すると、酸素や栄養素は入り込めるので膵島細胞は行き続け
るが、患者の免疫細胞はコラーゲンによって排除され膵島細胞を攻撃できない
ので、拒絶反応は起こらないとみている。膵島細胞から分泌されるインスリン
などのホルモンはコラーゲンの間を通過して血液に達するため、血糖値を調節
できる。研究グループは作製したシートをラットに移植、拒絶反応の抑制度合
いや血糖値の改善程度を検証中。イヌの実験にも着手する。千葉東病因の剣持
センター長は「効果や安全性が確認できれば数年内に人間の臨床応用をした
い」という。高分子膜で膵島細胞を包むことによって移植後の拒絶反応を防ぐ
手法が研究されてきた。だが、患者の体が高分子膜を異物として認識するた
め、うまくいかなかった。

「膵島細胞」
血糖値を調節するホルモンであるインスリンを作れずに発作や合併症を起こし
ている重症の糖尿病患者に、他人の膵臓(すいぞう)膵島(ランゲルハンス
島)細胞を移植して治療する。臓器移植の一種。日本では二00四年に京都大
学で初めて実施された。心停止者などの膵臓から膵島細胞を分離し、患者の門
脈などに注入して血液中にインスリンが分泌されるようにする。移植後はイン
スリン注射が不要になるが、移植した細胞は異物であるため、患者の免疫細胞
が攻撃する。このため、免疫抑制剤の服用を続ける必要がある。


くるみのクリスマス From:会長
Date:2006/11/20(Mon) 21:52  No.54
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★★★ クリスマス会のお知らせ ★★★

寒くなってきましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
さて、大阪くるみの会クリスマス会を行いますので、お知らせします。



日 時  : 12月23日(土)祝日 午前11時集合
集合場所 : 大阪医科大学附属病院34病棟と24病棟間4階 第11会議室
     キャンプの反省会及び来年の予定を相談後12時より大阪医科大学
     食堂(図書館の地下)に移動して昼食を兼ねて開催します。
会 費  : 保護者2000円/人 患者及び兄弟1000円/人
      (料理は3000円/人が用意されます)

※ 参加者は全員500円程度のプレゼントを用意し持参して下さい。

申込は、加藤までTEL又はメールでお願いします。TEL072-637-2659
  申込締切 12月10日(用意の都合上、出来るだけ早くお願いします)


小児糖尿病に関するNHK番組 From:会長
Date:2006/10/05(Thu) 09:55  No.50
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日本IDDMネットワークの岩永です
 以下の情報をいただきましたのでお知らせします。

下記の時間帯で5分程度のリポートがあるとのことです。
・NHK総合
・10月7日(土) 午前10時30分〜午前11時
・中部地方を除く全国放送

先月(9/20)、東海3県で放送された「ほっとイブニング」の中で放送されたもの
と同じリポートで、小児糖尿病への理解を求める内容だそうです。
   
Re: 小児糖尿病に関するNHK番組 From:会長
Date:2006/10/05(Thu) 09:57  No.51
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私は明日から与那国島にDrコトー診療所の見学に・・・


能勢さんのMLから From:会長
Date:2006/09/21(Thu) 23:59  No.48
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能勢です。

このたび、縁あって医療従事者を対象とした講演を行うことになりました。

お題は「患者の求める糖尿病治療」です。

これは、NPO法人・西東京臨床糖尿病学会(http://www.nishitokyo-dm.net/)からの
依頼によるもので、参加者はおおよそ医師が20%、看護師、栄養士、薬剤師が80%程
度の構成になっているそうです。

依頼の文章には「患者様の立場からトピックスや糖尿病治療の問題点等々をお聞かせ
いただき、今後の治療に生かして行きたいとの趣旨から能勢様にお願い致しました」
とありますので「ほー。ならばいろいろ聞かせてくれよう」と意気込んでおります。

さて、ここで本題です。

せっかくこうした機会があるのなら、自分自身の狭い知識・経験だけに限定するので
はなく、このMLに参加されている皆さんの声をも届けるのが最善ではないかと考えま
した。

そこで皆さんにお願いがあります。

皆さん、いつも診療の現場で相対している医師、看護師、栄養士、薬剤師の方に対し
て、1型糖尿病の診療に関して、言いたいこと、止めてほしいことなどがあれば、是非
お聞かせください(例えば「私はこの言葉・態度で、病院へ行くのがイヤになりまし
た」など)。

ただし、これは医師や看護師、栄養士、薬剤師の方を対象としているので、社会制度
そのもの(自己負担割合や薬価が高い、障害者認定されないなど)に対するご意見も
残念ながら対象外となります。あくまで、「医療現場の人が、患者の生の声を聞いて
考えを改め、改善できる範囲」に絞ってもらえればと思います。

ご意見はこのMLへでも構いませんし、私個人のメールアドレスに直接でも構いませ
ん。いただいたご意見は、必ず何らかのかたちで、講演に出席された医療従事者の方
に届けるようにします。

なお、この講演では多少の講演料をいただくことになっていますが、ここで得た全額
は一切私物化せず、現在計画中の調査研究の費用として活用させていただくことを皆
さんにお約束します。

なお、事前原稿の提出の都合などもあり、これらのご意見は9月30日(土)までにお寄せ
いただければと思います。

それでは皆さん、どうぞよろしくお願い致します。

NOSE Kensuke
nose_kensuke@nifty.com
pandora6@mbox.kyoto-inet.or.jp
http://iddm.cocolog-nifty.com/
http://www.joho-kyoto.or.jp/~iddm-net/
   
陶山さんの意見 From:会長
Date:2006/09/22(Fri) 11:07  No.49
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日本IDDMネットワーク 陶山です

皆さん、お久振りです。
「患者の求める糖尿病治療」についての意見を述べさせていただきます。
様々な方々からの医療相談を受ける中で感じたことです。
@当事者の気持ちと家族や医療者の気持ちのギャップ

(生きがいを奪う指導、教育をしているのではないか。)

当事者は、何とか受け止めようとして、日常生活を楽しく生きようとするが、家族は体のことを心配して、楽しく生きることを我慢させようとする。
これは、親や医療者であれば、命に関わる事に関して、何とか助けてやりたいと思うのは当然のことだと思います。しかし、人は生きがいのある生活をしてこそ「生きている」と言えるのだと思います。

A発症初期が肝心!!入院中に正しい治療を
「正しい治療」これが曲者で、1型糖尿病になったら、インスリン注射、食事と運動のバランス、低血糖、高血糖、合併症など、しなければならないこと、してはいけないことが多すぎると、人はそのすべてをクリアする事が難しい。几帳面な人は、なんとかそれをクリアしてしまい、ギブアップして、摂食障害やうつ状態にまでなってしまう方のなんと多いことか・・・・。血糖値のコントロールより、精神的な病気を治すほうがとっても難しいのです。
そうなる前に、気楽に生活できるすべを教えてほしいと思います。

発症初期にまずしなければならないことは、「インスリン注射を打つことができる」これができて、次のステップに移ればいいのではないでしょうか。
はじめから、合併症の恐怖で脅すのは止めてほしいものです。

先日「糖尿病看護学会」の発表ブースで「思春期のフットケア」について発表がありましたが、聞いていてだんだん、腹が立ってきました。どうして思春期にフットケアをしなければならないのか・・・?最終的なまとめが「子どものころから、フットケアに気をつけている子どもは、大人になっても気をつけるようになる。だから親が子どもの頃にしっかり教えるように、医療者は指導しなければならない」という結論でした。
そこで、私は、すかさず、手を挙げて言いましたよ「注射をしたり、食事に気をつけたりすることだけでの大変なのに、それ以上負担をかけないでほしい!」
医療者はそんなことを考えているのだと、驚いた発表でした。

B親への教育システムを作る(小児の場合だけでなく)
親が、子どもの足を引っ張って、自立を妨げているケースがたくさんあります。今の親子関係はまずいですよ!と言ってあげられるのは、医療者ではなく、当事者の親や、他人の当事者だけだと思います。
ピアカウンセラーが、病院の中に常駐するような時代が早く来てほしいと思います。

追伸
《緊急にお願い!》
北海道の今井さん、私にメールをいただきたいのですが、よろしくお願いします。

優子ちゃん(1型と重症筋無力症)、今月はじめに退院しました。4ヶ月入院していました。
病院にいる間に歩くようになり、誕生を向かえ、成長しました。現在 ステロイド、免疫抑制剤、を飲みながらインスリンを打っていますが、いたって元気です。


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