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またまた能勢さんからの情報です From:会長
Date:2007/10/10(Wed) 09:50  No.65
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能勢です。

英・BBCのニュースからですが、インクジェットのカラープリン
ターの技術を応用した、新しい注射のシステムが開発されたそうです。
ただし、実用までにはまだ3年ほどかかるとのこと。

 BBC NEWS:Patch promises painless injection.
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7002482.stm

この注射は、痛みを感知する感覚器の深さまで針が到達しないため、痛
みを感じずに注射できるとのこと。これは、以前ご紹介した、超小型イ
ンスリンポンプの針と似ていますね(競合商品?)。

これまで、パッチ式の薬物投与といえば、ニコチン投与や鎮静薬などが
有名でしたが、ほとんどの薬物は分子が大きく、皮膚の角質層を通して
の投与はできないのが現状でした。このシステムでは、角質層を通過し
て、表皮で針が止まり、かつ真皮には届かないため、分子が大きい薬物
も投与できるのだそうです。なお、痛みを感知するレセプターは、真皮
に存在するため、刺激しません。

研究者によれば、このシステムは「痛み」はないものの、「猫が舐めた
ような」感覚があるそうです。(えーと…「ざりざり」って?これはこ
れで、気持ちが悪いかも…(苦笑))。

ただし、注射針があけた穴から感染を引き起こす可能性もないとはいえ
ないとのこと。「角質層は身体の内側を保持し、外界を遮断する皮膚層
であって、その目的のために完璧にデザインされている」のだそうで
す。それを薬物が必要な易感染性の状態で壊した場合に、危険を生じな
いとはいえません。

実用化まではまだ紆余曲折がありそうですが、CSIIを利用する場
合には選択肢が広がりそうですね。 なお、この技術の特許は、
HP(ヒューレットパッカード)社が持っているそうです。

能勢 謙介


もう一つ能勢さんからの情報です From:会長
Date:2007/10/09(Tue) 09:53  No.64
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能勢です。

これも旧聞に属するとは思いますが、もう1本糖尿病ネットワークの
ニュースから。

「定期的な身体活動の頻度が血糖値維持の重要な因子に」

http://www.dm-net.co.jp/healthdayjapan/2007/07/27.html

曰く「これらの結果の中で糖尿病患者に朗報となるのは、日常的な身体
運動の頻度がHbA1c(グリコヘモグロビン)に最も重要な影響を
与える因子となっている点。1型糖尿病の患児が家で座ってテレ
ビを見ている時間が長いほど、血糖管理がうまくいかない傾向があるこ
とは過去の他の研究でも指摘されている」とのこと。

「本当かよ?」と思われる方も多いかと思いますが、実例をひとつ。

このMLでも報告させてもらったように、私は7月末から自
転車通勤を始め、9月中旬からはほぼ毎日自転車で会社(往復
20Km)に通っています。最初は「運動すると低血糖を頻発し、血糖コン
トロールは不安定になるのでは…?」との懸念があったのですが、実際
はその逆で、むしろ全体に安定するようになりました。特に10月
に入ってからの測定値は、自分でも驚くぐらい安定しています。

継続的に運動をしていると、インスリン無しで血中から細胞内へある程
度糖分を取り込めるようになるためでしょうか、感覚的には「ランタス
の量が増えたような感じ」ですね(http://www.joho-kyoto.or.jp/
~iddm-net/HTML/DIC/Main/U/u001.htmlなど参照ください)。

最初は大腿部の筋肉痛(苦笑)もあり、多少キツかったので
すが、そのまま続けていると身体の方も慣れてきて、遂に休日まで自転
車に乗るようになってきました(^-^;)

運動のために特別な準備や時間を確保することは難しいとは思います
が、毎日少しでもいいので、電車やバスを一駅前で降りて歩くなど、定
期的に身体を動かすことを皆さんにもお勧めしたいところです。

能勢 謙介


能勢さんからの情報です From:会長
Date:2007/10/09(Tue) 09:52  No.63
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能勢です。

少し前のニュースになりますが(既にご存じの方はご容赦下さい)、糖
尿病ネットワークのサイトで興味深い記事を見つけましたのでご紹介し
ておきます。

「重度の低血糖が脳を傷つける恐れはない
 −1型糖尿病患者は過去の低血糖発作を心配する必要はない−」

http://www.dm-net.co.jp/healthdayjapan/2007/05/02.html

積極的な血糖コントロールの結果として起こってしまう血糖発作です
が、これが神経細胞を死滅させ、認知機能を障害するのではないかと懸
念されてきましたが、今回の研究結果はその関連を否定するものだそう
です。

「筆頭執筆者で米ジョスリン糖尿病センター(ボストン)精神行動科学
研究プログラムの Alan Jacobson部長は、『無論、低血糖は深刻
な問題だが、1回程度重篤な発作を経験したからといって、それが
10年後の動作や思考に影響するとは言えない』と説明する」とのこと。

私は「長時間にわたって重篤な低血糖昏睡を起こすと、脳に浮腫(むく
み)が発生する」と聞いたことがあるのですが、大丈夫…なんですか
ねぇ。

一方、「低血糖発作が、長期的な認知機能に影響を及ぼすと確認されな
かったことは良いニュースといえるが、研究班の専門家らはその逆、つ
まり高血糖状態が認知機能に悪影響を及ぼすことを指摘している。研究
対象者のうち、血糖管理に失敗してHbA1cが8.8%を超えて
いた人では、ごくわずかながら認知機能の低下が認められたのがその理
由」との報告はちょっと気になります。

詳細については、上記URLより各自ご覧になってみて下さい。

能勢 謙介


ハンガーノック From:会長
Date:2007/08/16(Thu) 08:16  No.61
能勢さんからの情報です。

能勢です。

最近自転車通勤を始めた影響で、急にヨーロッパの自転車ロードレース
番組を観るようになったのですが(←易感化)、そこで興味
深い用語を耳にしました。それが

 「ハンガーノック」

です。

この「ハンガーノック」とは、レース中にエネルギーを補給しないまま
何時間も走り続けると、筋肉や肝臓に蓄積されていたエネルギーを使い
果たし、手足が痺れたり、めまいがしたり、急に身体が動かなくなるな
ど、「HUNGER KNOCK=空腹で倒れ」てしまう状態を指すものです。

…これ、何かにそっくりだと思われないでしょうか?

そうです。まさに「低血糖」そのもの。

2000年のツール・ド・フランスで優勝したランス・アームストロング選
手が、レース後半の山岳路で補給食を取り損ね、突然の大失速を演じる
場面があったのですが、それこそが「ハンガーノック」状態、つまり
「健常者が陥る低血糖状態」なのです(とっくにご存じの方がいらっ
しゃったら、大変失礼しました…)。

最近、世間では自転車がブームのようですが、「ハンガーノック」を
知っている人には低血糖の説明が非常に簡単です。

友達から「ねぇねぇ、低血糖ってどんなの?」と訊かれたら、「ああ、
ソレって『ハンガーノック』のことだよ」と説明したら、「へぇー、そ
うなんだ!」とすぐに判ってもらえる…日は近いのかも知れません(^_^;)


保険についての情報 From:会長
Date:2007/07/18(Wed) 09:50  No.59
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日Iネットからの情報です。

「保険料割り増しで持病も保障、新型医療保険の発売相次ぐ」

 過去に大病を患ったり持病があったりして、健康に不安がある人も加
入できる医療保険が相次いで発売されている。

 従来の医療保険の普及率が8割近くまで高まり飽和感が強まるなか
で、新たな市場として保険各社が注目し始めているためだ。保険料は従
来の1・5〜2倍程度と割高だが、新型保険で「販売対象が一挙に倍増
する」(住友生命)との試算もあり、追随する動きが広がりそうだ。

 これまでは、持病や入院歴がある人は健康な人より病気になる確率が
高いという理由で保険に加入できなかったり、持病の悪化や再発には保
険金が支払われなかったりしていた。

 新型保険は、最近2年以内に入院した人や、がん、エイズなど再発率
や死亡率の高い一部の病気で通院している場合などを除き、誰でも加入
できるのが特徴だ。保険会社は、健康上の理由から加入を断っていた客
層について、保険料を割り増しすることで採算ベースに乗ると判断し
た。

 こうした医療保険は、住友の「千客万頼」、アリコジャパンの「まも
りたい」、太陽生命保険の「既成緩和」のほか、損保ジャパンひまわり
生命や保険ベンチャー企業のエクセルエイド少額短期保険なども発売し
ている。

 アメリカンファミリーが8月から販売する「やさしいEVER」は、
従来なら同社の医療保険に加入できなかった糖尿病患者も、食事療法や
インスリン注射で健康な人と同様の日常生活を送れる程度の病状なら加
入できる。病状が悪化して入院や手術が必要になった場合も保険金を受
け取れる。
v
   
能勢さんからの情報 From:会長
Date:2007/07/18(Wed) 10:35  No.60
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能勢です。

同じ話題ばかりで恐縮ですが、「糖尿病有病者向け少額短期保険」を見
つけましたので、ご案内まで。

エクセルエイド少額短期保険が、国内で初めて、糖尿病有病者に特化し
た医療保険と定期保険の販売を始めたそうです。

「糖尿病有病者の方が3項目のみの告知により加入できる、保険
期間1年、毎年更新型の保険です」となっており、糖尿病以外の
疾病だけでなく、糖尿病自体も保障範囲に入っているとのことなので、
ご興味のある方はいちどご覧になってみて下さい。

◇ エクセルエイド少額短期保険(株)
http://www.excelaid.co.jp/


能勢さんのMLから From:会長
Date:2007/05/06(Sun) 22:16  No.58
能勢です。

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このほど非常に興味深い記
事を発見しました。

スイスの医療機器ベンチャー企業Debiotech社と、半導体企業のSTマイクロエ
レクトロニクス社が、独自の超小型インスリン注入ポンプの製品化と市場投入
について提携したと発表しました。

 DebiotechとSTマイクロエレクトロニクスは
 糖尿病治療に大きな進展をもたらす
 使い捨て型インシュリン・ナノポンプの製品化と市場投入で提携
 http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2157p.html

今回開発された超小型インスリンポンプは、2つの画期的な技術から構成され
ています。

まず、ポンプの方ですが、ごく微量の流体の流れを電気的にコントロールする
技術(マイクロ流体MEMS:Micro-Electro-Mechanical System)技術を開発し
たことにより、注入量をナノリットル(10億分の1リットル)レベルで管理する
ことに成功したそうです。

この小型化により、ポンプの大きさ(体積)は既存製品の約4分の1程度に収ま
るため、ポンプを固定したり服の下に隠したりする際の煩わしさはかなり解消
されそうです。

次にもう一方は、注入用の針…といいますか「注入用のパッチ」です。これが
凄い。

このパッチはマッチ棒の先ほどの大きさしかなく、その面積の中に太さ39ゲー
ジ(!)相当の針が5個×5列にズラっと並んでおり、これを皮膚に貼り付ける
ことによってインスリンを注入するものです。

しかも、このパッチは大量生産が可能なため、使い捨てができるほどの低コス
トで製造できるとのこと。

…何だか「いいことずくめ」でコワイぐらいですが、これはCSIIの市場を引っ
繰り返す可能性を持っているのではないでしょうか。

この製品、早く日本でも保険診療が認可されることを願うばかりです。

Debiotech社 Webサイト
http://www.debiotech.com/

STマイクロエレクトロニクス社 日本法人Webサイト
http://www.st-japan.co.jp/


注射針のつけっぱなし From:会長
Date:2007/03/30(Fri) 02:16  No.57
以下の情報がありました。

ノボケアニュースで針の付けっ放しを避けるよう病院を通じて1月から案内を
されているそうです。

 針の付けっ放しは、以下の点で問題がありますので、是非避けてくださいとの
ことです。

1.液漏れや、液の蒸発でインスリンの濃度が変わることがある。
2.本来無菌製剤、無菌の針であるのが、外気と常に触れることになり、無菌が
保証されなく感染症のリスクがある。
3.針穴にインスリンが固まり注射が出来なくなることがある。
4.液漏れ等で、空気が入ったり、ゴム栓とピストンにギャップが発生することがあ
る。

 基本に立ち返っていただくことがリスクを避けることになると思います。


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