2020小笠原遠征記

都内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中 、腰痛さん、地元釣会のIさんと都道府県をまたがない?小笠原に遠征してきました。

テキスト ボックス: 今回遠征の参加者:地元釣会のIさん、腰痛さん、Gantiss(マスクを外して記念撮影)  

gantissは古稀を目前に8回目の小笠原で、緊急事態宣言が解除されてすぐに私と同じ自営業の腰痛さんを誘い小笠原丸の乗船券を手配しました。

今回は乗船定員を大幅に制限された結果、二等寝台を希望したにも関わらず、行き特二等、帰りは特一等しか取れませんでした。

釣りに特一等片道65千円!冗談じゃないと言いながら特一等キープで二等キャンセル待ちをかけ、なんとか出発10日前に特二等が取れました。

2等は2等寝台より1万円少し高いだけあってずっと快適でした。 もう2等寝台には戻れないかも・・

船長に聞いたところ新型コロナウイルス感染拡大の影響で母島への釣り客は僕らが今年になってまだ二組めで小笠原は観光客の激減で困っているとのことです。

 

ここ数年の小笠原遠征は天候に恵まれませんでしたが、今回は実釣の3日間 、凪で適度な微風と曇が少しある最高の天候でした。

722日初日は母島到着後すぐに出発、乾崎に渡りました。

gantissも腰痛さんもルアーとデッドベイトのスタンディングです。

ルアーの反応が今一つなのでデッドベイトに切り替えました。

サバを踏んづけてこませにデッドベイトを投げるとすぐにコツコツアタリがあり楽しいです。

もちろん狙いはGT、キハダですが、釣れてくるのはチギ、クロカッポレ、アブラダイなどでサメが掛かってくることもしばしばです。

 

 

 

7232日目は朝から期待していた鰆根に乗せてもらいました。

大潮と重なり激流でまるで船に乗っているような気分です。

デッドベイトに強烈な引きとスピード! もしかしてと期待しましたがやっぱり1.5mぐらいのサメで疲れがどっと出ました。

今回は磯の周りに鳥が見えずベイトがいないため青物の気配を感じることはできませんでした。

 

 

昼前に鰆根をあきらめて鬼岩に移動しました。

 

鬼岩は鰆根より魚の活性が高くアタリは頻発、ルアーにも黒カッポレやチギがヒットしました。

腰痛さんもgantiss20キロ超えと思われるコクハンアラのチェイスを目撃してテンション爆上げでした。

 

 

 

釣り最終日243日目の朝は東港近くの地磯に入りました。

ここは石鯛ポイントでルアーの釣人はほとんど入らない所です。 石鯛釣りの人からGTが磯の前で運動会をしているとの情報で船長のおすすめポイントです。

gantissがまだ支度をしている時、腰痛さんの投げたルアーをGTがひったくり瞬殺で呆然!!

ドラッグがうまく働かなかったようです。

gantissもすぐにルアーを投げましたが残念ながらヒットせず。

デッドベイトでチギが釣れますが、サメのアタックが多く、昼前に昨日の鬼岩に戻りました。

 

移動した鬼岩では活性が高く一時は黒カッポレが入れ食い状態になりテンションが上がりました。

腰痛さんがデッカイGTをかけましたが瀬ずれで惜しくもラインブレーク。

腰痛さんは普段からメジナのふかせ釣りをしているので釣りがうまく、魚を掛ける数はgantissの倍以上です。

腰痛さんは今回、デッカイGTをバラシますます大物釣りに熱が入ったようです。

Gantissにも1GTらしきアタリがありましたがやはり瀬ズレ、ラインブレークで悔しい思いをしました。

2017年の釣行で同じ場所、同じデッドベイトで147センチのGT釣り上げたかますさんは上手だな~!と改めて感心しました。

 

最後に帰る時にカツオ鳥が営巣している観光ポイントに案内してもらいました。

725日最終日4日目母島丸、出港まで時間があったのでガジュマルの木の下で昼寝しながら今回の反省と来年に向けた気力を自問自答しました。

反省点

鰆根の青物は事前に鳥が飛んでベイトが入っているか船長に確認する?

ベイトがいない流れのない鰆根はただの岩かも??

2013年、最初に乗った鰆根は青物の活性が高く淡水さんgantissGTがヒット、その他キハダ、カスミ、ギンガメの釣果に恵まれ、以後鰆根大好きになっていました。

デッドベイトの釣りは仕掛けロスが多く、今回準備した8組では全然足りず次回からは20組以上を準備。(腰痛さん予備針ありがとう。)

 

古稀を迎えて

以前は2航海に憧れていましたが、もう1航海が体力の限界です。

これまで使ったアベットのリールは8年目でギヤ、ベアリング、ドラッグもガタガタなったのでシーズンオフに大物釣り最後のリールにダイワの幻覇王を2台新調したいと思っています。

ということで来年に向け大物釣りの気力はまだ残っているようです。

デッカイお魚と引っ張りっこするためのウエイトトレーニングはこれらからも続けようと思います。

周りにはもう今年が最後かもしれないかもと言って数年たちました。

9年前、大物釣り入門で親切にいろいろ教えていただき晩年の楽しみをもつことができた大鵬さんに感謝しています。

真漁丸、森船長は釣客の親身になった案内は素晴らしく、今回はご自宅に泊めて、奥様のごちそうでもてなしていただき特大の感謝です。

2020726日小笠原丸にて:gantiss